大変貴重なアンティークの蚊帳布と、生成色の本麻を使用しました。
タレの蚊帳布は少し脱色して、明るい藍色に仕上げ、更に白丸に脱色しました。
お太鼓の本麻に鮮やかな色彩の水玉と可愛い金魚さんを泳がせました。前帯にも小さく水玉をアレンジしています。ここには、敢えて金魚さんを手描きしませんでした。帯締めとの調和を優先したかったからです。
夏の風物詩がギュッと詰まった感じです。
きっと、ガラスやビーズの帯飾りが似合いそうですね!
一箇所、繋ぎ目がありますが、締める時に隠れますので、ご安心くださいませ。
とても涼感が伝わる作品になったと思います。
夏の単衣、浴衣にピッタリの名古屋帯です。
仕立て上がりサイズ……32×350
帯芯、仕立代込みの価格でございます。